SFCとJGCではこんなに違う! 国際線利用での4つの違いとは?

SFC/JGC

あなたは今、SFCとJGCどちらで修行をしようと考えていますか?

SFC修行もJGC修行も両方経験した人ならわかりますが、国際線で修行をする場合、PP(プレミアムポイント)やFOP(フライオンポイント)の加算方法に大きな違いがあります。

では、どんな違いがあるのか見ていきましょう!

SFCとJGCでの国際線を活用した時の4つの違いを教えましょう!

やはりどちらで修行をするかを決める前に、一度両方の違いを理解すると良いと思います。この違いがわかれば「国際線を活用し修行する場合、SFC修行の方がJGC修行より難易度が高い」と感じるはずです。

SFC修行をするかJGC修行をするか迷った時の参考になればと思います。では、どんな違いがあるのか?

まず要点だけを最初に挙げていきますね。その後、それぞれのポイントでどんな違いがあるのか、詳細を述べていこうと思います。

  • 国際線割引運賃のボーナスポイント
  • 国際線利用時の国内線乗り継ぎ運賃のボーナスポイント
  • 外資系エアラインのビジネスクラスに搭乗した時のボーナスポイント
  • 海外のドメスティック(国内線)コードシェア便利用の時のポイントの積算

SFC修行とJGC修行での国際線利用時の違いについて

まずは、最初の2つは、ホームページで両者を比較するとわかるポイントですが、後半の2つは、両方で修行してみて体験してわかる感じですかね。

1 国際線割引運賃のボーナスポイント

SFCの場合、ANAはディスカウントのエコノミークラスの航空券では、ボーナスポイントが加算されません。

JGC修行では、JALはディスカウントのエコノミークラスの航空券でも、ボーナスポイントが400ポイント加算されます。

例えば、東京からロサンゼルスにマイルの積算率70%の航空券で修行したとします。ANAの場合は、予約クラス(U,H,Q)の航空券を購入します。

加算されるPP(プレミアムポイント)は、片道 3,831ポイントです。

JALの場合は、予約クラス(H,K,M)の航空券を購入します。

加算されるFOP(フライオンポイント)は、片道 3,831に加えボーナスポイント400ポイントが加算されますので、合計4,231ポイントを獲得できます。

往復で見るとJALの方が800ポイントも多く獲得できる事が分かります。

2 国際線利用時の国内線乗り継ぎ運賃のボーナスポイント

これは修行をされる方がよく使われる、国際線のチケットを購入する時に、国内線の乗り継ぎ航空券をつけて効率良く修行をする方法です。

例えばロサンゼルスに行く時に、那覇〜東京の区間の航空券を購入するやり方です。

那覇ー(乗継区間)ー東京ー(国際線)ーロサンゼルス

SFC修行の場合、ANAでは、エコノミークラス、ビジネスクラスの航空券でも、国内乗継区間にボーナスポイントは加算されません。

JGC修行の場合、JALでは、エコノミークラスでもビジネスクラスの航空券でも、ボーナスポイントが400ポイント加算されます。

3 外資系エアラインのビジネスクラスに搭乗した時のボーナスポイントの取り扱い

次はいよいよSFC修行の有利な点を書こうと思います。

SFC修行では、スターアライアンス加盟の航空航空会社のビジネスクラスに搭乗した場合に、1区間あたり400ボーナスポイントが獲得できます。

(区間マイル分のPP)× 1.25 + 400(ボーナスポイント)

一方、JGC修行では、ワンワールド加盟の航空会社ビジネスクラスに搭乗してもボーナスポイントを獲得できません。

(区間マイル分のFOP)× 1.25

この様に、SFC修行であれば外資系エアラインのビジネスクラスを活用した時に、ボーナスポイント分を多く獲得できます。ですから、一時期エアチャイナを利用してビジネスクラスでシンガポール行く修行がトレンドになった事もありましたね。

4 海外のドメスティック(国内線)コードシェア便利用時のポイント積算

海外のドメスティック(国内線)で、コードシェア便に搭乗した際のポイントの獲得に違いがあります。

SFC修行の場合、ANAでは、海外のドメスティック利用区間でポイントが積算されない事があります。

JGC修行では、JALは、海外のドメスティック(国内線)でも区間マイル分のポイントに加え、400ボーナスポイントが加算されます。

ここは例を挙げて説明する方がわかりやすいと思いますので、東京からプーケットに行くという旅程を例にしましょう。

東京からANAもしくはJALの飛行機にのりバンコクに到着し、その後、それぞれの提携航空会社でタイの国内線に乗ってプーケット到着します。この時、タイの国内線は、ANAまたはJALのコードシェア便に搭乗するとしましょう。

HNDー(国際線)ーBKKー(海外ドメスティック)ーHKTという旅程になりますね。

SFC修行の場合は、タイの国内線TG(タイ航空)を使い、JGCの場合、JALで予約をするとPG(バンコクエアウェイズ)を使うというわけです。

ANAの場合、例えNH便名のTG便だとしても、BKKーHKT分の区間マイル分のポイントは積算されません。ANAのホームページを読むと提携航空会社のチケットのクラスに応じたポイントと書かれておりますが、積算された事はありません。

JALの場合は、JL便名のついたコードシェアで予約されているとBKKーHKTの区間マイル分のポイントに加え、400ボーナスポイントもFOPを多く獲得できます。

まとめ

国際線を活用して修行をする場合、両者を比較するとSFCの方が、JGC修行よりも難易度が高い事がわかります。JALは、特にボーナスポイントの積算分で優位性が高く総じて、修行費用を低くおさえる事ができます。

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